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ヘタリア学園

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第六千四百九話  学問でもある

第六千四百九話  学問でもある
 妖怪のことを妖怪博士に色々聞いてです、ルーマニアはあることを強く認識したのでした。
「妖怪は学問ずらな」
「はい、民俗学です」
 それになるとです、博士もルーマニアに答えます。
「柳田さん以来の」
「そうずらな」
「ですから私も人間だった頃は」
 その頃はといいますと。
「よく学会にも招かれていました」
「そうだったずらか」
「学識が凄いとよく言われました」
 プロの学者さん達からです、
「今では懐かしい思い出です」
「ううむ、それだけの知識と考察があればずら」
 それこそとです、ルーマニアも言います。
「当然ずらな」
「そうでしょうか」
 妖怪は学問でもあります、そして妖怪博士はその学問の分野でも非常に素晴らしい評価を得ていたのです。


第六千四百九話   完


                2017・7・7
 
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