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ヘタリア学園

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第六千三百八十話  サインだけでは

第六千三百八十話  サインだけでは
 流石に欧州組も太平洋組も唖然となってです、イギリスとフランスに対して一斉に言いました。
「何でそんな書類サインしたんだ?」
「幾ら何でもないだろ」
「サインする書類が多過ぎるんだよ」
「しかも特に多い時にあいつ書類紛れ込ませてるんだよ」
 イギリスとフランスは各国に反論しました。
「そんな時書類の内容見られないしな」
「事前の上司のチェックがあいつ関係何故かスルーされてるんだよ」
「待て、そのスルーは大問題だぞ」
 ドイツのお顔が瞬時に強張りました。
「上司の人のチェックが効いていないのか」
「何か金が動いてねえかって思ってるんだよ」
「あいつ関係は全部そうなってるからな」
「不祥事の軽い処分でも人事でも要望でも何でも通るんだよ」
「サッカーでもユネスコでもだよ」
「とんでもない話なんだが」
 ドイツはこう言うしかありませんでした、今回の倫理委員会委員長就任も何かあるかも知れません。


第六千三百八十話   完


                2017・6・22 
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