ヘタリア学園
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第六千三百三十四話 あと八ヶ月ちょっと
第六千三百三十四話 あと八ヶ月ちょっと
イギリスもフランスも平昌の冬季オリンピックについて深刻に思わざるを得ませんでした、それで日本に尋ねるのでした。
「そもそも雪降るのか?」
「もう今更って感じもするがあえて聞くな」
「暖冬でしたら諦めて下さい」
これが日本の返答でした。
「尚弾頭が降ってくるかも知れません」
「駄洒落にしても全然笑えねえな」
「雪ねえ可能性高いか」
「こちらは人工雪がまだありますが」
最悪でもです。
「設備、お金、宿泊施設、国民の皆さんの関心は」
「全然駄目か」
「それでアジア大会ああなったんだな」
「そうです」
その四重苦がもたらした結果でした。
「そういえばAPECの時はラブホテルまで提供されました」
「そんなホテル国際大会で泊まるか?」
「聞けば聞く程不安になってきたな」
今更ながらさらに深刻になってきたイギリスとフランスでした、その危惧は強まり深まるばかりです。
第六千三百三十四話 完
2017・5・29
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