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ヘタリア学園

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第六千三百話  一日経ってないのに

第六千三百話  一日経ってないのに
「ああ、平壌にも行くとか言い出したな」
「もう言ったあるか」
「展開が早いですね」
「言いたいことはそれだけか?」
 ドイツは平然としたままのアメリカ、中国、日本に某拳法伝承者の様な口調で呆れた顔で突っ込みを入れました。
「この状況では有り得ない発言だが」
「だから予想していたんだ」
「驚くことはないある」
「そうした方だとわかっているので」
 やっぱり平然と返す三国でした、そして特に日本が言うのでした。
「慰安婦の件再交渉には応じません」
「それも言うか」
「あとスワップもです」 
 このことはもう決めています。
「交渉には応じません」
「完全に放り出してるな」 
 ドイツもそのことがはっきりとわかりました、もう三国には全く迷いがありません。その姿は爽やかですらあります。


第六千三百話   完


                2017・5・11

 
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