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『乱文乱舞』
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『乱文乱舞』
作者:
零那
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『音』
聞こえてくると嫌な音ってのがある。
漆黒迄一気に引き吊り戻されてしまう。
そんな音がある。
いい加減、もう平気だと思っていた。
でも、違うみたいだった。
やっぱり無理みたいだ。
もうこれは永遠に無理なんだと思うしかない。
諦めてしまうしかない。
克服するなんてのは不可能なんだろう。
それならそれで良い。
報われないのなら其れもまた運命なのかも知れない。
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