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ヘタリア学園

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第六千二百七十四話  油断すると危険

第六千二百七十四話  油断すると危険
 実質無報酬で北朝鮮問題の解決に協力することになった欧州組ですがイギリスはオーストラリアに尋ねました。
「あの三国はそれぞれ俺達三人合わせただけの力があって東南アジアの連中もかなりの外交力あるだろ」
「おいどんもいるでごわす」
 オーストラリアもいます。
「そしてニュージーランドもでごわす」
「その顔触れ、特にあの三国何してるんだ?」
「働いているでごわすがリスクは避けているでごわす」
「リスク?何だよ」
「後の受け持ちでごわす」
 問題が解決してからのことだというのです。
「要領が悪いと南北両方の管理を引き受けさせられるでごわす」
「そうか・・・・・・って待てよ」
 ここでイギリスはあることに気付きました。
「ってことは俺達も下手したらかよ」
「どんな利権も自由に貰えるでごわすが」
「日本あの三十六年でどうなったんだよ」
 完全に真っ白な目で言い返すイギリスでした、欧州組はこのお話は無報酬なうえにハイリスクな件であることを理解しました。


第六千二百七十四話   完


              2017・5・3

 
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