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ヘタリア学園

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第六千二百六十一話  和風になると

第六千二百六十一話  和風になると
 ロマーノは日本にさらに言いました。
「御前のことは好きだが言うぞ」
「はい」
「とにかくナポリタンはイタリアにはないんだよ」
 このことを言うのでした。
「ナポリにもな、あとな」
「他のパスタもですね」
「オリーブと大蒜使ってるけれどな」
 それでもというのです。
「そこは本格派でもミートソースかもだよ」
「和風になっていますか」
「ああ、特に山葵とか山菜使ったのはな」
 そうしたパスタはといいますと。
「完全和風だろ、特にタラコとか納豆とかな」
「美味しいと思いますが」
「美味くてもどうしてああなるんだよ」
 そこがわからないというのです。
「魔改造過ぎるだろ」
「そう言われますか」
 もうここまで来ると発想が凄いです、日本のパスタは独自の進化をかなり強烈に遂げています。


第六千二百六十一話   完


                 2017・4・27
 
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