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Blue Rose

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第五十一話 神戸に戻ってその二

「神戸に戻るけれど」
「そうよね、優ちゃんは」
「神戸の大学に受かったし」
「元々神戸にいたし」
「神戸に戻るのよね」
「そうなるわ」
 このことを話すのだった。
「けれど携帯の番号やメールはお互い知ってるし」
「ええ、何かあればね」
「連絡し合いましょう」
「そうしていきましょう」
「お互いにね」
「よかったら来てね」
 神戸にとだ、優花はクラスメイト達ににこりと笑ってこうも言った。
「とてもいい場所だから」
「神戸も」
「そうなのね」
「だから神戸に行って」
「そして楽しむのね」
「神戸にも中華街あるし」
 このことも話した。
「美味しいものも一杯あるし水族館もあるし」
「ああ、須磨の」
「あそこに」
「そう、それに八条学園の中にもあるの」 
 水族館、それがというのだ。
「あそこは動物園や植物園もあって」
「博物館も美術館もよね」
「大きな図書館も」
「そう、鉄道博物館なんかもあるの」
 そうした意味で博物館は二つある学園なのだ、もっと言えば動物園や植物館、水族館等も広域な意味で博物館となる。
「色々な場所があるの」
「そうなのね」
「あの学園は」
「そうした場所なのね」
「そう、ただ神戸はね」
 そこはというと。
「他にも動物園も美術館もあって」
「テーマパークもあるのよね」
「大きなのが」
「そうなの、色々楽しい場所があるから」
 だからだというのだ。
「凄く楽しめるからね」
「だから神戸になのね」
「来たら一緒になのね」
「楽しめるのね」
「それもたっぷりと」
「美味しいものもあるわ」
 そちらもというのだ。
「中華街以外にも」
「明石焼きとかよね」
「そうしたものもあるのね」
「何か行きたくなったわね」
「そうね」
「大阪もね」
 この街についてもだ、優花は話した。
「いい場所よ」
「そうらしいわね、大阪って」
「食いだおれの街よね」
「お好み焼きに焼きそば」
「あとたこ焼きね」
「そう、他にも美味しいもの一杯あるから」
 神戸にはというのだ。
「いい街よ」
「大阪ね」
「私一回行ったけれどね」
 一人が言った。 
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