| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千二百二十話  罵倒語は少ない

第六千二百二十六話  罵倒語は少ない
 日本はトルコにこんなことを言われました。
「罵る言葉が少ないのはいいことだねい」
「日本語にですね」
「そんなのはないに越したことはないねい」
「はい、ですが」
 そのトルコにこう言う日本でした。
「それは使い方でして」
「増えるのかい?」
「はい、罵ろうと思えば」
 それこそというのです。
「幾らでも使えます」
「そうなのかい」
「例えば学校の先生が生徒を部活で罵る時は」
 そうした場合はどうかといいますと。
「まさに言葉の暴力で延々と罵って精神的ダメージを与えられます」
「普通部活では叱っても罵らないものでねえかい?」
 トルコも引く指摘でした。
「スポーツの練習だろ」
「私の国ではそうしたことをする先生もいます」
 日教組の力が強い地域で体育会系の先生でする人がいます、そうしたことをしても問題にならないので。


第六千二百二十六話   完


                   2017・4・8 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧