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ヘタリア学園

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第六千二百二十四話  メジャー言語になる気は

第六千二百二十四話  メジャー言語になる気は
 日本は自分で日本語の複雑をわかっています、ですから自分でこんなことを言っています。
「学んでくれると有り難いですが」
「世界言語とかにはか」
「そうしたつもりはありません」
 ベトナムにはっきりと答えました。
「そうしたことは」
「そうか、そこは私と同じか」
「そういえばベトナムさんも」
「そうしたつもりはない」
 ベトナムにしてもというのです。
「特にな」
「左様ですね」
「うむ、世界中で自分の言葉が話されるか」
「魅力的ですが」
「しかしそこまではな」
「大き過ぎる野心だと」
「そうした野心は好きでない」
 これがベトナムの考えみたいです、尚日本は本当に自分の言葉の複雑さを知っていて思っています。


第六千二百二十四話   完


                 2017・4・7 
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