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ブレイブソード×ブレイズソウル 傷だらけの魔王「EDEN壊滅編」

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第三部
十六章
  獣

彼らを包み込んだその光はバチバチと音をたてながらしだいに収縮し始めたその瞬間ユグドラシルの街が火の海のなった

サスケ「やったですか?・・・彼を殺すためには仕方ない犠牲なのです」

ハーメルン「まだ気を抜いちゃダメ・・・まだ生きてる」

ハーメルンがそう言った瞬間
砂煙の中からボロボロになった時雨が姿を現したのだ

サーガ「ゲホッ・・・セレネまだ戦えるか・・・」

セレネ「私は戦えるけどマスターその怪我じゃ・・・ううん、そんな事心配しなくても大丈夫ねだって私のマスターだもの」

セレネはそう言いった後に魔剣状態に姿を戻した
そして、彼らはまた刃を交えた
激突の際にとてつもない爆風が吹き荒れ
火の海となったユグドラシルの街が彼らの戦いにより
街自体が崩壊しかかっていた

サスケ「もう・・・終わりにするのです」

サスケはサーガの腹に渾身の蹴りを叩き込みサーガを蹴り飛ばした
そして、壁に叩きつけられたサーガに追い討ちをかけるように投げナイフを投げた

サーガ「くぅ・・・セレネ撃ち落とせ」

サーガは投げナイフをセレネの銃弾で全て叩き落とした後
サスケはサーガに向けハーメルンを突き刺そうとするが
サーガはそれをギリギリの所で回避し
サスケの顔に渾身の一撃で殴り飛ばした

サーガ「今度こそ・・・終わりに・・・ガハァ」

サーガは口から血を吐き出し地面に座りこんだ
それを見た深白は時雨をハーメルンで射抜いた

サスケ「もう、決着はついたのです。帰りましょう」

その時だった、深白に射抜かれ死んだはずの時雨から魔力の脈動が鳴り響いたのだ

━俺の・・・僕の・・・勝ちだ・・・サスケ━

サスケの耳元で何者が囁いた直後の事だった
大量の血が飛び散ったのだ

・・・・・・
続く 
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