ヘタリア学園
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第六千二百十六話 歌舞伎の口上
第六六千二百十話 歌舞伎の口上
日本語はとにかく独特でお芝居にもそれが出ています、それは歌舞伎にしても同じで。
「何か独特的な?」
「そうですね」
香港とマカオは白波五人男を見て二人でお話しました。
「その言い回しが」
「これはどういった的な」
「七五調なのです」
二国に日本がお話します。
「この作品の口上は」
「あっ、七語の後に五語となる」
「はい、そうした言い回しでして」
それでというのです。
「この言い回しでやっていくのがこの作品を書いた人の特徴です」
「河竹黙阿弥さんですね」
「日本な名前的な」
「この方の文章はこうして回していきます」
その七五調でというのです。
歌舞伎の言い回しもまた独特です、しかも江戸と上方それぞれの地域の作品でまた言い回しが違っていたりします。
第六千二百十六話 完
2017・4・3
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