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ヘタリア学園

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第六千二百十五話  イタリア語の方が

第六千二百十五話  イタリア語の方が
 ベルギーはフランスにこうも言いました。
「イタちゃんや親分の言葉と近いし」
「だから結構会話楽だけれどな」
「けど歌劇ではそれが災いして?」
「俺のところの歌劇ってイタリアのとセット扱いなんだよ」
 そうなっていると自分でも言うフランスでした。
「これがな」
「イタちゃんのとこ歌えたらな」
「言語が近いからな」
 本当にそのせいで、です。
「俺のところのも歌えるんだよ」
「大抵そうやな」
 イタリアオペラを歌える人は普通にフランスオペラも歌えます。このことは歌劇の法則の一つでしょうか。
「それでフランスオペラは三番手やな」
「ああ、ずっと生産地じゃなかったしな」
 パリ等で観る方でした、フランス語は歌劇の世界においては三番手という扱いになっています。


第六千二百十五話   完


               2017・4・3
 
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