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ヘタリア学園

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第六千二百六話  ルビ

第六千二百六話  ルビ
 韓国はまだ台湾に言いました。
「俺がハングルを奪われていた証拠があるんだぜ」
「何、それ」
「学校で日本語を教えられていたんだぜ」
 公の場所ではハングルを使うなと言われていた時期もありました、あくまで公の場所限定というところがミソです。
「これが証拠なんだぜ」
「そう言うけれどハングルのルビが書かれていた文章あったんでしょ」
「そんなのあったんだぜ?」
「これよ」
 こう言って出してきたのはといいますと。
 創氏改名が何処出来るか書いた文章でした、何処で手続きが出来るか書いています。しかもそこには本命は残るだのこの機会を逃さぬ様だの書かれています。
「ほら、書いてあるでしょ」
「くっ、それはなんだぜ」
「しかも創氏改名のことじゃない」
 このことも言う台湾でした。
「やっぱりハングル教えてもらってたじゃない」
「それを出されると困るんだぜ」
 流石に某ゴーストの仙人さんみたいに誤魔化せません、台湾は決定打を出しました。


第六千二百六話   完


                        2017・3・29

 
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