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機動戦士インフィニット・ストラトスF91

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初陣

「(ム?港に潜水艦が隠れている?!...あれは!IS。)」

カタパルトから射出されると、シーアークのすぐ右上に飛んでいたデナン・ゲーが、こちらに気づき、肩部3連ミサイルを発射してきた。

こいつぅっ!

左腕のビームシールドを展開して、ミサイルを全弾爆破する。

左サイドスカートから、レーザーサーベルを掴む。胸部、頭部のバルカン4門を撃ちっ放しにする。「来るっ?!」デナン・ゲーもレーザーサーベルを展開して、切りかかってくる。サーベルを右手で、下から逆袈裟切りのように、切り上げる。サーベル同士がぶつかり合い、一瞬距離をとる。

スラスターを吹かし、一気に最接近する。

「でやあああああっ!」

そして、デナン・ゲーに、サーベルを突き立てる。爆発、ISから緊急脱出したパイロットがゆっくりと降下傘で、降りていく。

「落ちていく....ローラさんは?」

体制を整えようとするヘビーガンに、2機のデナン・ゾンが攻撃を仕掛ける。

1機はライフルを連射し、もう1機はサーベルをもって、突っ込んで来た。ロッテ戦法のように編隊を組んで攻撃してくる2機に向かって照準を合わせる。

pppppppi!

ロックオンの表示が出る。

右手に再展開したライフルを、2機に向かって2連射する。

1発は外れたが、もう1発の閃光が下側のデナン・ゲーの腹を突き抜け、頭部を胴体から吹っ飛ばす。そして、勢いは衰えず上で驚いていたパイロットの頭部を消し去った。

やれた?!...パイロットは、死んだ......死んだか.....






「碌な戦力など残っていないはずなのに、3機も撃墜されたの...傲慢がほころびを生むというのですか。{お姉さま、撤退しますわ...お姉さま?!}」

{アンジェリカ、私は!会わなければならない人がいますの!}

そう言うと、ブルーティアーズは部隊を離れ、港の方角に戻っていった。












{ローラさん!}

{F91やれるのかしら?!}

{何とか...}

ppppppppp!

アラート?

センサーの示す方向には、青色のISがいた...

ズーム...画像解析...ISのハイパーセンサーは即座に処理が行われる。

あれは...セシリー?!

{セシリーっ!}

オープン回線を使って、青いISに話しかける。

{シーブック!やっぱり、シーブックですのね?}









{艦長?}

{何ですか、ローラ少尉?}

{あの二人の通信聞きます?}

{しなくていいわ、何を話しているか想像はついているし、子供の戯言なんて聞く気もないです。}

{さいですか。通信終了!RTB!}



 
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