ヘタリア学園
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第六千百九十話 気付いたら予選落ち
第六千百九十話 気付いたら予選落ち
アメリカも中国もカナダを見てびっくりしていました。
「君も出ていたんだ、そういえば」
「今思い出したあるぞ」
「あの、二国共そのリアクションあんまりじゃない?」
流石にカナダも言い返します。
「僕野球も強いんだよ」
「ああ、そういえばそうだったな」
「ウィンタースポーツだけじゃなかったある」
「そうだよ、一次で負けたけれど」
それでもというのです。
「けれどどうして忘れたの?」
「いや、影が薄くて」
「インパクトがなかったからあるな」
「イスラエルやオランダが凄かったせいもあるぞ」
「イタリアも健闘していたある」
「そうした国は注目されるんだ」
カナダは段々悲しくなってきました。
「というか気付いたら予選落ちって扱いあんまりじゃないか」
「しかし君らしいと思わないかい?」
「実にカナダある」
こうして予選落ちして結構経ってからやっと注目されたカナダでした、目立てない国は本当に苦労します。
第六千百九十話 完
2017・3・21
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