ヘタリア学園
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第五千七百三十九話 社会を根本から
第五千七百三十九話 社会を根本から
ドイツはロマーノに真剣なお顔で言いました。
「ここまでカモラやマフィアが根を下ろしているとだ」
「どうしようもないってのかよ」
「根本からだ」
ドイツは諦めずに言うのでした。
「変えなくてはならない」
「そう言うのかよ」
「そうだ、それぞれの産業を表の世界のものにしてだ」
そちらの人達に任せる様にして、というのです。
「そしてだ」
「マフィアやカモラの勢力を削減していけっていうんだな」
「そうしろ」
「警察も役所もややこしいんだよ」
ジョジョ第五部参照でしょうか。
「だからそれもな」
「待て、そこを何とかしろ」
「面倒臭いだろ」
「そうしたことが理由になるか」
「出来たらとっくにそうしてるんだよ」
ロマーノにです、とにかく彼にとってマフィアやカモラのことは極めて深刻な問題でありその発展にも影響を及ぼしています。
第五千七百三十九話 完
2017・2・18
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