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ヘタリア学園

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第五千七百三十五話  ロマーノ自身の言葉

第五千七百三十五話  ロマーノ自身の言葉
 ドイツはロマーノ本人に産業とかのことについて聞こうとしました、それでロマーノを呼んでみたのですが。
 ロマーノはドイツの前に来てすぐにこう言ってきました。
「手前に話すことなんてねえよ」
「最初からそう言うか」
「さっさと帰れ、ソーセージ野郎」
「こちらではヴルストと言う」
 こう返したドイツでした。
「そもそも俺はその料理か」
「じゃあジャガイモ野郎でいいか」
「限りなくどうでもいい、しかしだ」
 ドイツはロマーノにめげずに言いました。
「御前の産業とマフィアやカモラのことだが」
「どうしようもねえよ」
 これがロマーノの返事でした。
「諦めろこの野郎」
「ずっとそのつもりか」
「じゃあ俺に何しろっていうんだよ」
「変わってみようと思わないか」
 ドイツはロマーノに真剣なお顔で言いました、イタリアの問題点はこの南北の問題にあるのではと思ったが故にです。


第五千七百三十五話   完


                          2017・2・16
 
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