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ヘタリア学園

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第五千七百二十二話  けれどイギリスは

第五千七百二十二話  けれどイギリスは
 日本にカレーライスを伝えたのは確かにイギリスです、しかしイギリスは相変わらず世界中から言われています。
「御前の料理の腕変わらねえな」
「はっきり言ってまずいぞ」
「どうにもならないある」
「料理の才能はないんだね」
 イギリスからお料理をふるまわれた連合国の面々は正直に感想を述べました。
「というか味付けしてねえのか?」
「焼き方がなっていないぞ」
「煮方も駄目ある」
「使ってる調味料も酷いね」
「ああ、もう慣れたからな」
 イギリスもあえて多く言いません。
「好き勝手言ってくれ」
「それじゃあもっと料理の腕上げろよ」
「紅茶もカレーも日本のものの方が美味しいぞ」
「朝食もある」
「フィッシュアンドチップスもクッキングパパさんが作ると美味しいのにね」
「おい、最後はチートだろうがよ」
 課長さんになってもお料理の腕は健在です、ですがイギリスのお料理の腕はその課長さんとは比べ様にもならないのです。


第五千七百二十二話   完


                       2017・2・8 
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