ヘタリア学園
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第五千六百八十三話 とんでもない額の賠償金
第五千六百八十三話 とんでもない額の賠償金
当時ドイツは苦しんでいました、戦勝国側から課せられた賠償金がとんでもない額であったからです。
それでドイツはこの頃よくプロイセンにぼやいていました。
「働いても働いてもだ」
「支払いきれねえな」
プロイセンも驚愕しているお顔で応えます。
「正直な」
「全くだ、しかしだ」
「支払う額がちょっとでも少ないとな」
「矢の様な催促だ」
イギリスもフランスもそうしてくるのです。
「だから支払わないといけない」
「つうか無理に支払わさせられてるな」
「そんなのだからな」
だからというのです。
「たまったものじゃないぜ」
「今の俺達は何もかもが悪い」
「これからどうなるんだろうな」
「希望が見えないことは間違いない」
本当にこうでした、当時のドイツはあまりにも酷い状況だったのでそうしたものを見ることも一切出来ない状況だったのです。
第五千六百八十三話 完
2017・1・20
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