ヘタリア学園
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第五千六百十九話 皇帝といっても
第五千六百十九話 皇帝といっても
ペルシャ皇帝はローマ皇帝の話を聞いて言いました、聞いたお話はローマ皇帝のあり方についてです。
「そうか、個人がか」
「なるものであって」
「家ではないのか」
「代々という場合があっても」
それでもというのです。
「個人で終わる場合がかなり多い」
「世襲でないのか」
「決してそうじゃないから」
ローマ皇帝はそのことは否定しました。
「そこがそちらと違う」
「成程な」
ペルシャ皇帝もお話を聞いて納得しました。
「そうした国か」
「そういうことで」
「東方の国も世襲らしいが」
「確か漢という」
「同じ皇帝でも違うな」
ペルシャ皇帝はこのことを知りました、皇帝といっても全てが同じという訳ではないのです。国家によって違います。
第五千六百十九話 完
2016・12・18
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