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ヘタリア学園

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第五千六百十三話  上司の人は厚遇

第五千六百十三話  上司の人は厚遇
 ペルシャの上司の人、皇帝さんはローマ皇帝を捕まえて言うのでした。
「大事に扱う様にな」
「敵の総大将でもですか」
「だからこそだ」
 それ故にとペルシャにも言います。
「厚遇するのだ」
「皇帝だからですか」
「敵のな」
「度量ですか」
「それもあるがだ」
 さらに言うのでした。
「いいとは思わないか」
「といいますと」
「だからだ、私と同じ立ち場なのだ」
 皇帝だというのです。
「それなら当然のことではないか」
「同じだからですか」
「客人としてな」
 それも大事なです。
 そうした待遇をしろというのです、ペルシャ皇帝はこう言って何と自らローマ皇帝を厚く遇するのでした。誰もが驚く程に。


第五千六百十三話   完


                        2016・12・15
 
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