ヘタリア学園
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第五千六百五話 ローマも必死
第五千六百五話 ローマも必死
ローマは上司の人と一緒に大軍を率いてそのうえでペルシャとの国境に来ました、というかその国境がかなりまずいことになっています。
「御前は不死身か!?」
「まあ自分でもよく生きてるって思いますがね」
笑ってです、ペルシャは対峙しているローマに答えました。
「色々ありましたから」
「色々あり過ぎだろ」
「アケメネス朝の頃からですからね」
「ったくよ、しぶとい奴だな」
「そういうお宅こそ色々ありましたね」
内乱の一世紀等です、この頃にしても内乱続きでした。
「よく生きてますね」
「正直身体にあちこちガタがきてるぜ」
「それはお互いってことで」
「そうなるか、それでまた元気になったからか」
「はい、戦いを挑んだ訳です」
「帰れよ」
「そう言って帰らないのが俺のいいところですよ」
やっぱり笑って言うペルシャでした、そして。
そのうえで戦いに入るのでした、考えてみればペルシャだけでなくローマも相当な生命力があったりします。
第五千六百五話 完
2016・12・10
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