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『Blame』

作者:零那
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『Voyage』



鮮やかで美しい花びら。
まるで貴女の様。
青空の下はらはらと綿の様な雪が降る。

そんな時ふと貴女は言った。
私の心も美しく在りたいと。
子供の僕には真意が解らなかった。
今なら解る気がした。

貴女との温かな時間が奪われる。
失いたくない時間。
眠りたい思いと浸ってたい想いが交互にやってくる。

2人語り合った未来。
決してこんなんじゃ無かった。
2人禁断の扉に手をかけた。
すべて蹴散らしてこう。
破壊してけばいい。

理解という名の正義。
其の向こう側へ漕ぎ続ける。
貴女が其処に居るのなら。


 
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