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ヘタリア学園

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第五千九百四十三話  インダス河

第五千九百四十三話  インダス河
 アレクサンドロスさんはギリシアのお母さんだけでなくペルシャも連れて東に東に行きます、今のイランつまりペルシャの本領も越えてです。
 大河に来ました、ペルシャはその大河を指差してアレクサンドロスさんに言います。
「ここが、なんですよ」
「そなたの東進を阻んできた、か」
「はい、河です」
「チグリスとユーフラテスよりも幅があるな」
 まさに海です。
「これは渡るのに一苦労だ」
「そしてここに強い敵もいまして」
「そこまで強いのか」
「ただ強いだけでなく河の地形も利用して守っていて」
「ふむ、そうなのか」
「マリ族っていいます。あと強い国もあります」
 その国はといいますと。
「象がいまして」
「象?」
「やたら大きくて鼻が長い生きものです」
「一体どうした生きものだ」
 そのことも気になったアレクサンドロスさんでした、この人のインダスでの戦いははじまったばかりでした。


第五千九百四十三話   完


                          2016・11・8 
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