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東方英神伝

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第1章
伝説の幕開け
  紅い霧 紅い月

 
前書き
どうも、冬って嫌ですね、E.S.Rです。
今回から題名からお察しの通り、紅魔郷編に入ります。
もちろん、原作まんまにするわけではないので安心してください^^;
それでは、どうぞ! 

 
「な、なんだぜこの霧……」今までなかった事態に、戸惑う魔理沙。
「てか、魔理沙、大丈夫なのか?」そんな寝転がる砂だらけの魔理沙を心配する拓一。
「え?ああ、お前の考慮のおかげで助かったぜ」そう、拓一はさりげない考慮で魔理沙をすぐ立てるようにしていたのだ。
簡潔に言えば、最後のスペル、【心光 ハート・オブ・ソード】に回復出来る程度の光を流しておいたのだ。
それにより、一瞬の痛みだけで回復できていたのだ。
実は、拓一自身も半信半疑でやったのだが、上手く行って拓一も内心安心していた。
まあ、魔理沙は何故か気付いていたようだが……
っと、そんな話をしていると猛スピードで誰かが飛んできた。
「誰だ......って霊夢か」どうやら飛んできたのは霊夢だったようだ。
「これ、なんだぜ、霊夢?」慌ててる拓一と魔理沙に対し、少し呆れ気味の霊夢。
「はあ、拓一はともかくとして、魔理沙はなんでわからないのよ……」「私にはわかるって……あ、そういことかだぜ」
どうやら魔理沙もわかったようだが、さすがに拓一にはわからないようだ。
「さて、異変だし、ちゃっちゃと解決してしまいましょう」「と、ところで、異変てなんだ?」
あ、そういえば説明してなかったっけ?と言いつつ霊夢が説明を始める。
その霊夢の話によると現代で言う事件のようなものなのだそう。ただ起こり方は自然の反発、妖怪の遊び等、様々な理由があるようだが……
「なるほどな……」一応成績はオール4程度取っているのからかおおよそ理解できたようだ。
それじゃ解決行くかとなったが……
「俺……ついていっていいのか?」そりゃ疑問だ。何せ今魔理沙と弾幕ごっこしただけで経験不足なのだから。
その質問に対し、当然と言う顔をしつつ「当然だぜ、拓一は経験がなくてもセンスがあるぜ、私が保証するぜ」
「そうそう、魔理沙に勝てたならある程度戦えるわよ」2人が答える。
その2人の言葉を信じたのか、軽く頷いた。
「ってことで早速行くぜ!」自信満々に飛び出して行く魔理沙。
さ、私達も行くわよ、と霊夢も飛び出して行く。その後に拓一も付いていった。





ーー霧の湖付近ーー
ここには、多くの妖精が行き交っていた。
そんな中で、話し合う妖精2人(?)と妖怪1人(?)。
「今日は何するー?」「することないし弾幕ごっこしたいのだー」「わ、私もそれでいいよ」
ここでふと、1人の妖精が空を見上げる。
「わー、2人共、空がすごいのだー」どうやら紅い霧に気付いたようだ。
「あ、ほんとだー!」「なんなんだろう、この紅いの……」
そんな会話をしながら弾幕ごっこを始めていた。





ーー一方拓一達はーーー

「ーー多分、こっちね」なんでそんなのわかるんだ……と思っていたら、説明が舞い降りてくる。
「相変わらず、霊夢は直感頼りなんだぜ……まあ、それでも当たるのが霊夢なんだが……」
そういうことか、となんとなく察した。

ここで画面の前の方には説明。
霊夢は公式設定の中に、「なぜか勘がいい」というのがあります。
サイコロの目を当てるのに霊夢の右に出るものはいないとか。
っとまあ、本編、続けてどうぞ。

しばらく飛んでいると何やら大きな湖のようなものが見えてきた。そこから何人かの声が聞こえてくる……
「ねえ、あなた達」霊夢が真っ先に声をかける。その声に三人が振り返る。
1人は水色と青の服を着ていて水色の髪。頭には青いリボンが付いている。もう1人は黄緑っぽい服でこれまた黄緑の髪で、頭には黄色のリボン。そのまたもう1人は黒の服を着て、頭に赤いリボンをつけている。
3人ともまだ小学校低学年くらいの身長だ。
「なんなのだー?」真っ先に黒い服の子が聞いてくる。
「あの赤い霧の正体を、知らないかしら?」霊夢が冷静に聴きだす。情報を引き出す作戦のようだ。
「もちろん知ってるよ、あたいは最強だからね!」「ところで……」ここで拓一が口を挟む。
「君たち、誰だい?」あ……と霊夢と魔理沙は思った。すっかり冷静さを欠いていたようだ。さっき冷静とか言ったn(ry
「あたいチルノ!んでこっちが……」「ルーミアなのだー」「どうも初めまして、大妖精です」
どうやら青い子がチルノ、黒い子がルーミア、緑の子が大妖精のようだ。
「おう、よろしくだぜ。私は霧雨魔理沙で」「私は博麗霊夢」「俺は高井拓一だ」
それぞれ自己紹介を終えたところで早速霊夢が話を切り出す。
「とりあえず、あの正体、教えてくれないかしら?」
「それはできないのだー」「教えてほしいなら、あたいたちに勝ってからよ!」
唐突に弾幕ごっこを仕掛けられる三人。
「い、いきなり!?」「くっそ...相手しなきゃか...」「あの...」不意に後ろから声をかけられ思わず振り向く霊夢と魔理沙。
「俺一人でやらせてくれないか?」「え、拓一お前...!」流石に圧倒的強さを見せられた魔理沙でもまずいと感じたようだ。
「まぁ、いいんじゃないの?好きにやらせれば」そんな...と驚愕する魔理沙だが、信用して任せるか、と呆れつつ言った。
悪いなと断りつつ前に出る拓一。その眼は真剣そのものだった。
「待たせたな、俺がお前らの相手だ」「え、お兄さん一人でやるつもり?」「そんな簡単にいくはずないのだー」
流石にチルノ達からすると何の情報もない拓一では無理と考えているようだ。
「まぁそれならそれで三人で倒しちゃうのだー」「ち、ちょっとルーミアちゃん!」いきなりのことで止めに入る大妖精。「おっと、大妖精とか言ったか...その心配はない、三人とも本気でかかってこい!」
「なら...早速行くよ、おにーさん!」【氷符「ソードフリーザー」】氷で作った剣で切りに行くチルノ。
※今更ですがスペルは完全なる私の創造と偏見です、そのあたりはご了承ください。
「ほう、なら...」【心光「ハート・オブ・ソード」】それに対抗するように光剣スペルで迎え撃つ拓一。
「そこだっ!」【夜符「ナイトバード」】隙を見たルーミアがすかさず仕掛ける。
「おっとっと...流石にそろそろカード切らないとか...」すっと避けて少しタイミングを作る。
「こっからは遠慮しないぜ!」【降臨「原理の創造」】限度を感じ、思わず覚醒カードを使う拓一。
「何なんでしょう...ただ目が少し変わっただけなのにこの圧力は...」そういいつつもさり気スペカをお見舞いする大妖精。【静符「グリーン・ライト・ムーン」】
「あたいもいくよ!」【雪符「ダイアモンドブリザード」】
「私もいくのだー」【夜符「ミッドナイトバード」】それぞれの最強クラスの弾幕を拓一に向って放つ。
「まったく、ずるいなぁ...」『ドーン』そのままもろに受けた...
「やった、楽勝ね!」「(でも...なんだろう、この威圧感は...)」少し大妖精は違和感を感じていたが、仕留められたと思いうれしがる三人。
「全く、なめられたもんだよな...」「「「!?」」」同時に驚く三人。
「相変わらず、えげつないことするのぜ...」「全く、その通りね...」ため息をつきながら、呆れる霊夢と魔理沙。
「なんで...そこにいるの...?」単刀直入に聞くチルノ。
「なんでって...」そういって一枚のスペルを見せる拓一。【光霊「狼の牙」】「こいつのおかげだよ」そう言って改めて光の狼を出す。
「ま、まさか...あの一瞬で...スペカを作ったというのかー...?」「そんな馬鹿な...」いきなりのことで驚きを隠せない三人。
「さて...反撃と行くかな...なんかあれだし一発で決めに行くか...」また新しいスペルを作る拓一。
【心符「サイコレイン」】ポ○○ンのサイコシ○○クのような雨状弾幕を三人の上に降らせる。
「「「あっ」」」「決まりね」
『ドッカーン』湖に大きな轟音が鳴り響く。
「さて...場所を教えてもらおうか...?」

次回へ続く




 
 

 
後書き
はい、また遅れてすいません
その代わり少し長めにしました。
これからはこれくらいにすると思います
それでは、次回予告!

次回予告
無事三人を倒した拓一。
話によると「紅魔館」という屋敷の主が出しているという。
そこへ向かうと...?
次回、東方英神伝第五話
「紅き館、紅魔館」
あ、Twitter始めました。@EastSideRailway
垢これなんで、フォローお願いします、必ず返します。
英神伝の感想などくれるとうれしいです。
一か月以内には頑張って投稿します...
それでは次回を、ゆっくり待っていてね! 
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