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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )

作者:cipher
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第17話 おだやかな日に

Side アスラン・ザラ

アスランは認識票を入口のインターフォンにかざす。

アスラン
「認識番号285002、クルーゼ隊所属、アスラン・ザラ。ラクス嬢と、面会の約束です。」

インターフォン
「確認しました。どうぞ。」

ラクス
「いらっしゃいませ、アスラン。」

ハロ達
「アスラーン。」
「アスラーン。」
「ハロハロ。」

ラクス
「うふふ。」

アスラン
「すみません。少し、遅れました。」

ラクス
「あら、そうですか。」

ハロ達
「アスラーン。」
「アスラーン。」
「ハロゲンキ!」

アスラン
「これを。」

ラクス
「まあ!ありがとうございます。」

アスラン
「あの…しかしなんですか、このハロ達わ。」

ラクス
「お客様を歓迎してるんですわ。さぁ、どうぞ。」

ハロ達
「「ハロハロ。」」

メリッサ・マオ(ミスリルの隊員)
「ごゆっくり。」

ハロ達
「ハロハロ。」
「ハロハロ。」
「アスラーン。」

アスラン
「しかし…」

ハロ達
「「ハロハロ。」」

アスラン
「これではかえって、迷惑では?」

ラクス
「貴方だから余計、(はしゃ)いでいるのでしょう。家に御出になるのは、本当に久しぶりですもの。」

アスラン
「あ……すみません…。」

ハロ達
「「ハロハロ。」」

ラクス
「オカピー。
お花を持って行って。アリスさんに渡してね。
それからお茶をお願いって。」

ハロ達
「「ハロハロ。」」

アスラン
「ハァ…。」

ラクス
「うふふ。ネイビーちゃん、おいで。」

ハロ(ネイビー色)
「ハロ、ゲンキ!」

ラクス
「今日はお髭にしましょうね。
これでよしっと。出来ました!
さぁ、お髭の子が鬼ですよー。」

ハロ達はネイビーを追い掛ける。スカイを残して。

アスラン
「ハァ…。」

アスラン
「追悼式典には戻れず、申し訳ありませんでした。」

ラクス
「いいえ。
お母様の分、(わたくし)が代わりに祈らせて(いただ)きましたわ。」

アスラン
「ありがとうございます。追悼ライブ、見ました。
後、軍への慰問ライブ、活躍を聞いています。」

ラクス
「お戻りだと聞いて、今度はお逢いできるのかしらと楽しみにしておりましたのよ。
今回は少し、ゆっくり御出来になれますの?」

アスラン
「さぁ…それは…。休暇の日程はあくまで予定ですので。」

ラクス
「この頃はまた、軍に入る方が増えてきてるようですわね。
(わたくし)のお友達も何人も志願していかれて…。
戦争がどんどん大きくなっていくような気がします。」

アスラン
「そうなのかもしれません、…実際。」

ラクス
「そう言えば、キラ様は今頃どうされてますのでしょうね。
あのあと、お会いになりました?」

アスラン
「ん…あいつは地球でしょう…。無事だと思いますが…。」

スカイ
「キラ、ゲンキ!」

ラクス
「小さい頃からのお友達でいらしたのですか?」

アスラン
「えぇ…そうです。4,5歳の頃から。
ずっと月に居たのですが…。
開戦の兆しが濃くなった頃、私は父に言われて先にプラントに上がって
…あいつも後から来ると聞いていたのに。…」

ラクス
「ハロのことをお話したら、貴方のこと、相変わらずなんだなって。」

アスラン
「えぇ?」

ラクス
「嬉しそうに笑っておられましたわ。
自分のトリィも貴方に作ってもらったものだと。…
キラ様も大事にしてらっしゃるようでしたわ。」

アスラン
「あいつ…!まだ持って?」

ラクス
「ぁ…ええ!何度か肩に居るのを見ましたわ。」

~~ 回想 ~~
キラ
「失礼します。」

トリィ
「トリィ!」

ラクス
「あらぁ?」

キラ
「ああ…、これトリィって言うんです。僕の…友達かな?」
~~ 回想終了 ~~

アスラン
「そう…ですか。」

ラクス
(わたくし)、あの方好きですわ。」

アスラン
「…えっ!」

ラクス
「コウキさんも好きですわ。」

Sideout



Side ニコル・アマルフィ

パトリック・ザラ(TV放送)
『私は何も、地球を占領しよう、まだまだ戦争をしようと申し上げている訳ではない。
しかし、状況がこのように動いている以上、こちらも相応の措置を執らねばならないのは確かです。
中立を公言しているオーブ・ヘリオポリスの裏切り。…』

ロミナ(ロミナ・アマルフィ、ニコルの母)
「貴方、そろそろ時間ですわ。」

ユーリ(ユーリ・アマルフィ、ニコルの父)
「ああ、分かっている。」

パトリック・ザラ(TV放送)
『彼らを信じ、対話を続けるべきと言われても、これでは信じろと言う方が無理です。』

ユーリ
「確かになぁ。」

ニコル
「ぁ…」

ユーリ
「ザラの言っていることは正しいさ。反対するクラインの方が分からん。」

ニコル
「うん。」

ユーリ
「お前の乗ってる、ブリッツだったか、構造データを見たが、見れば嫌でも危機感を覚えるよ。」

ニコル
「テレビオフ。」

ロミナ
「車が来ましたわ。」

ユーリ
「オペレーション・スピットブレイク。
何としても早急に可決させねば。
ザラの言うとおり、我々には、いつまでもダラダラと戦争などをしている暇はないのだ。」

ニコル
「クルーゼ隊長も、そう(おっしゃ)ってましたよ。」

ユーリ
「可決されれば、お前もまた行くのだな。
すまんと思う。」

ニコル
「い…いえ。」

ユーリ
「お前を誇りに思うよ。家にいる間は、ゆっくりと好きなことをしなさい。」

ニコル
「はい。」

ロミナ
「下まで、お送りしてくるわね。」

ニコル
「ハァ…。」

ニコルはピアノの前に座り、綺麗な音を奏で始める。

Sideout



Side シーゲル・クライン

クライン
「そんなものを見せてまだ駄目押しをしようと言うのかね。」

ザラ
「正確な情報を提示したいだけですよ。」

クライン
「正確に君の選んだ情報をか?
君の提出案件、オペレーション・スピットブレイクは、本日可決されるだろう。
世論も傾いている。もはや止める術はない。」

ザラ
「我々は総意で動いているのです。シーゲル!
それを忘れないで(いただ)きたい。」

クライン
「戦火が広がればその分憎しみは増すぞ。
どこまで行こうと言うのかね君達は!」

ザラ
「そうさせない為にも早期終結を目指せねばならんのです。
戦争は、勝って!終わらねば意味がない。

我等コーディネイターはもはや別の、新しい種です。
ナチュラルと共にある必要はない。」

クライン
「早くも道に行き詰まった我等の、どこが新しい種かね?
婚姻統制を敷いてみても、第三世代の出生率は下がる一方なのだぞ?」

ザラ
「これまでとて決して平坦な道のりではなかったのだ。
今度もまた、必ず乗り越えられる。
我等が叡知(えいち)を結集すれば!」

クライン
「パトリック!命は生まれいづるものだ!作り出すものではない!」

ザラ
「そんな概念、価値観こそがもはや時代遅れと知られよ!
人は進む、常により良き明日を求めてな。」

クライン
「そればかりが幸福か!?」

オペレータ
「ザラ委員長、お時間です。議場へお越し下さい。」

ザラ
「これは総意なのです、クライン議長閣下。
我等はもう、今持つ力を捨て、進化の道をナチュラルへ逆戻りすることなど出来んのですよ。」

ザラは部屋を出て行った。

クライン
「我等は進化したのではないぞ。パトリック…。」

ドアが開いた。
軍服を着た青年が入って来る。

光輝
「やはり駄目ですか?」

クライン
「君か、ザラは正確な情報を公表しないようだ。」

光輝
「それでは作戦通りに情報をリークしましょう。
こちらがデータディスクです。」

クライン
「分かった。」

光輝は部屋を出て行った。

Sideout



Side シーゲル・クライン

ユーリ・アマルフィ
「これより、最高評議会提出案件について協議を始める。
各委員方には十分に論じられた上での採決を。
では案件1、オペレーション・スピットブレイク実行について。

評議会の委員達はざわついている。
議長は発言を求める。

クライン
「発言を許してもらおう。
オペレーション・スピットブレイクの目標はパナマなのだな?」

ザラ
「提出した案件通りです。」

クライン
「私のところには、アラスカだと言う情報が入っている。」

評議会が更にざわつく。

「「アラスカ…」」

ザラ
「出まかせを!クライン!」

クライン
「ユーリ・アマルフィ、このディスクを再生頼む。」

ユーリはディスクをセットした。
動画が再生されて各議員のモニターに映像が流れ始める。

光輝
『この映像をご覧の皆様、初めましてミスリル顧問のコウキ・イチジョウです。
オペレーション・スピットブレイクの新の目標はアラスカです。
その証拠をお見せします。』

オペレーション・スピットブレイクの作戦書が映像に映った。
ザラ派にも知らされていなかったので、更にざわつく。

「「嘘だ!」」
「「ザラのサイン入りだぞ!」」

光輝
『この作戦書は一部の者にしか教えられていません。
ただ問題なのは、この情報が地球軍に伝わっている事です。
プラント内部に裏切り者がいる、と言う事です。
明らかにこの戦争は地球軍が悪いのです。
特にブルーコスモスの連中がです。
国民に正確な情報が伝えられていないのです。
しかし今のプラントも同じです。
パトリック・ザラ国防委員長、シビリアンコントロールをご存知でしょう。
軍が政府に正確な偏りのない報告を行い。
政府が適切な判断をする。
軍と政治家は適切に分離する。もしくは軍人は政治家に成るべきでない。
貴方は地球軍のモビルスーツのパイロットが、コーディネイターである事を隠蔽しました。
私の遺伝子操作の論文も、ミスリルの事も同じです。
私は目標がアラスカかパナマなんて、どうでもいいのです。
勝手に議決して下さい。
但し、遺伝子操作の論文とミスリルの事は既に報道機関で放映されているでしょう。
放送を止めたら皆が政府に不信を抱くでしょう。
ネットには既に公開してあります。
信じるも信じないのも自由です。
それでは、よき議論をされて下さい。
最後に警告です。地球ではアラスカにある物資を送っています。
自滅されない事を将兵とその家族に代わって祈ります。』

光輝の祈りと共に映像は終わった。

ザラ
「でたらめだ!クライン図ったな!」

クライン
「真実か偽証か、どうでもいい。
私は娘を助けた彼の言葉を信じる。
その上で、私は評議会の議員を辞め、次期議長候補から降りる。
アイリーン・カナーバ、私の後を頼む。」

アイリーン・カナーバ
「…分かりました。
クライン議長の志を受け継ぎます。」

突然のクライン議長の辞任表明で、ザラ派はクラインを責める事も出来ない。

Sideout



Side ラウ・ル・クルーゼ

クルーゼ
「う…う…うぁ…うむ…たぁ…くっそー…」

クルーゼは薬のカプセルを掴み口に入れる。
そこに電話の呼び出し音が鳴る。

クルーゼ
「クルーゼです。」

ザラ
「私だ。」

クルーゼ
「これはザラ委員長閣下。このお時間ではまだ評議会の最中では?」

ザラ
「こちらの案件は通った。まだ2,3あるが。
終わったら、夜にでも君と細かい話がしたい。どうかね?」

クルーゼ
「分かりました。お伺い致します。」

ザラ
「わっはっは。我等が本気になれば、地球など。だな。」

クルーゼ
「う…うぅ…う…
ふ…せいぜい思い上がれよ…パトリック・ザラ…。」

Sideout



Side アスラン・ザラ

スカイ
「コウキ、クル。」

ラクス
「まあ、本当ですの。」

アスラン
「ハロは意味のある言葉を話せませんよ。」

ラクス
「これは貴方に頂いたハロではありませんよ。
(わたくし)を助けて下さった。
コウキ様から頂いたハロです。」

メリッサ・マオ
「コウキ様が御出でになりました。」

光輝
「お久し振りです。ラクス嬢。」

ラクス
「はい、お久し振りです。コウキ様。」

スカイ
「ハロハロ、コウキゲンキ!」

光輝
「スカイ、ラクス嬢の事は頼む。」

スカイ
「タノマレタ!」

光輝
「君がアスラン・ザラ君だね。キラから聞いているよ。
キラも元気でやっている。生真面目過ぎるが。
キラは地球軍ではない。よってアラスカには連れて行かないよ。
もし君がアークエンジェルを追って来ても、その時は私が相手になる。
君も友人とは戦いたくない筈だ。
私は地球に戻らなければならない。
ラクス嬢また今度、遊びに来るよ。」

ラクス
「その時をお待ちしています。」

光輝は出口に向かって歩いて行った。

アスラン
「…」

ラクス
「コウキ様は何時も平和になる事だけを願っています。」

スカイ
「テレビ、テレビ。」

ラクス
「あらまあ、何ですの?」

スカイの目から空間に浮かび上がって、TV放送が表示される。
そこには光輝の言っていた遺伝子操作の論文とミスリルの事が流れている。

「「…」」

・・・

ラクス
「残念ですわ。夕食をご一緒下されば宜しいのに。」

アスラン
「すみません。」

ラクス
「議会が終われば父も戻ります。貴方にもお会いしたいと申しておりましたのよ。」

アスラン
「やることもいろいろありまして、…その…あまり戻れないものですから。」

ラクス
「そうですか、…では仕方ありませんわねぇ。」

アスラン
「あぁ時間が取れれば、また伺いますので…。」

ラクス
「ほんとうに!?お待ちしておりますわ。」

アスラン
「あ…ぁ…んぅ。」

ラクス
「ぁ?」

アスランはラクスの頬にキスをする。

アスラン
「では、お休みなさい。」

ラクス
「お休みなさい。

大変そうですわね…アスランも。」

ハロ(ピンク色)
「ハロハロ、アカンデー。」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

サイーブ
「この辺りは、廃坑の空洞だらけだ。
こっちには俺達が仕掛けた地雷原がある。
戦場にしようってんならこの辺だろう。
向こうもそう考えてくるだろうし。
せっかく仕掛けた地雷を使わねぇって手はねぇ。」

フラガ
「本当にそれでいいのか?俺達はともかく、あんたらの装備じゃ被害はかなり出るぞ。」

サイーブ
「虎に従い、奴の(もと)で、奴等のために働けば、
確かに俺達にも平穏な暮らしは約束されるんだろうよ。
バナディーヤ!のようにな。」

子供達とその母
「わああーい!
危ないわよ、待ちなさい。」

サイーブ
「女達からはそうしようって声も聞く。
だが、支配者の手はきまぐれだ。
何百年、俺達の一族がそれに泣いてきたと思う?」

フラガ
「うぅ…」

サイーブ
「支配はされない、そしてしない。俺達が望むのはそれだけだ。
虎に押さえられた東の鉱区を取り戻せば、それも叶うだろう。
へぇ…。こっちはあんたらの力を借りようってんだ。
それでいいだろう、変な気遣いは無用だ。」

フラガ
「ОK!分かった。艦長?」

マリュー
「ぁ…分かりました。では、レセップス突破作戦へのご協力、喜んでお請け致します。」

サイーブ
「はあ。」

光輝
「何勝手に決めているの?」

マリュー
「コウキさん今までどこに?」

光輝
「チョットね。プラントに情報操作しに行って来た。」

「「…」」

フラガ
「チョット散歩に出かけるみたいに言うな!」

光輝
「今までだって、デブリベルトにチョクチョク出かけていたよ。」

「「…」」

光輝
「ふむふむ、あっこの地雷原。
虎が気付きそうだから片付けチッタ。てへ。
拠点の資材倉庫に戻してあるよ。」

フラガ
「何がチッタだ!」

サイーブ
「バカ野郎!」

光輝
「まあまあ、落着きたまえ。
サイーブ、何の為に君らを訓練していると思う。
虎を追い出した後、此処の治安を守る為だ。
その為にはレジスタンスがザフト軍に目を付けられては困る。
それに君達にはやる事がある。
この戦いを作戦室で記録して、民衆にザフト軍から解放された事を伝えるのだ。
それに広域魔法を放つのに歩兵は邪魔なんだ。
虎にはバルキリーを出さない約束をしているが、私が出ないとは約束していない。」

Sideout



Side カガリ・ユラ・アスハ

カガリはバルキリーのシミュレーターをやっていた。
但し、難易度を難しくする為に、装甲をスカイグラスパーに合わせている。
光輝がレクリエーションの為、解放していたのだ。
スカイグラスパーのシミュレーターは地球軍のクルーしか触らないように決めてある。

カガリ
「おっと!」

ミリアリア
「へぇー。」

カズイ、ノイマン
「あ!」

トール
「何やってんの?」

ミリアリア
「あー、トール見てぇこの子凄いのぉ。」

ノイマン
「確かにやるねぇ…えっと、カガリちゃんだっけ。
実戦経験あるの、空中戦。」

カガリ
「えへへー、おっ!」

ノイマンは口笛を吹いた。

カズイ、ミリアリア
「おぉー。」

カガリ
「二発喰らっちゃったかな。」

カズイ
「はぁでもすごいじゃん、俺なんか戦場に入った途端落とされたもん。」

ミリアリア
「わたしも。」

トール
「なになに?もうみんなやったの?」

カガリ
「お前ら、軍人のくせに情けなさ過ぎるよ。
銃も撃ったことないんだってぇー?
んなこっちゃ死ぬよ?戦争してんだろ?戦争。」

ノイマン
「確かに。」

ミリアリア
「ふん!なによ、威張れるようなことじゃないわよぉ、銃撃ったことあるなんて。」

ノイマン
「軍人なのに撃ったことないってのも、威張れることじゃぁないぞ。」

カズイ
「ぅ…」

ミリアリア
「軍人じゃないもん、ミスリルは民間企業でれっきとした民間人です。」

トール
「俺やってもいい?ねぇやらせて。」

ノイマン
「ゲーム機じゃないんだぞ。」

トール
「は!分かっております!
訓練と思い、真剣にやらせていただきます!」

ノイマン
「そんならよーし!撃墜されたら飯抜き!」

トール
「えーー」

ノイマン
「はっはっは。」

カズイ
「大丈夫だって、がんばれ!」

カガリは格納庫のバルキリーを見ていた。

整備員
「駄目ですよ!本物は!」

カガリ
「分かってるよ!」

Sideout



Side ラウ・ル・クルーゼ

クルーゼ
「では。」

ザラ
「うむ。真のオペレーション・スピットブレイク、頼んだぞ。」

クルーゼ
「間もなくの議長選、クラインの後任は間違いなく閣下でしょうから、準備抜かりなく。」

ザラ
「うむ。」

Sideout

 
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