サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

カツラ：「皆、一列に並ぶんじゃっ。
、、、ほれっ、一列じゃっ」



カツラの指示でサトシ達は
横一列に並んだ。




サトシ：「どうしたんですか？」






カツラ：「緊急じゃっ、、。今日の夜、
コジロウ君の店に飲みに行く事になった。」



サトシ：「へぇー！！」
サトシ（緊急？）


ヒカリ：「やったー！！」
ヒカリ（夕飯作らなくて済むわっ）



ヒロシ：「急ですねっ笑」
ヒロシ（後でも良かったんじゃないか？）




カツラ：「そこで皆に色々と
動いてもらわなれけばならんのじゃが、、」



サトシ：「俺達にですか？」



サトシ達は疑問に思った。



カツラ：「先ず、サトシ君とヒカリちゃん、
お主ら2人はセキチクの”きのみ園”に行って
きのみを大量に採って来とくれっ」



サトシ：「えっ？」


ヒカリ：「きのみをですか？」



カツラ：「そうじゃっ。、、、きのみじゃ。
それとヒロシ君っ」



ヒロシ：「はいっ」



カツラ：「君には探偵の仕事を
してもらうぞっ、”とある人”を尾行しとくれ。
写真は後で渡すからの」




ヒロシ：「あ、はいっ」



ヒカリ：「誰を尾行するんですか？」



カツラ：「それはまだ内緒じゃっ♪」


ヒカリ：「えーー！」



ヒロシ：「仕方ないよっ、尾行する人の
個人情報は仲間内でも内密にしないとっ」





カツラ：「まぁ、夜には分かるがなっ。
ヒカリちゃんにとっては嬉しい存在かも
知れんのっ」



ヒカリ：「えっ、そうなんですか？
そう言われれば余計に気になるわね〜、、、」






サトシ：「でも、昨日の今日ですよ？
セキチクに行って大丈夫かなー」




カツラ：「大丈夫じゃっ。奴ら（シルフ）、
今日はクチバシティに行っておるそうじゃ。」



サトシ：「クチバシティに？」



ヒロシ：「クチバシティ、、、」
ヒロシ（時間があったら聞き込みするか）




カツラ：「とにかく、夜の9時に行くと
知らせておるから、それまでに頼むぞっ。
、、、以上っ、解散じゃっ」



ガチャッ（ドア）




カツラはリビングに戻った。





サトシ：「カツラさん、本当に読めないなっ」



ヒカリ：「”きのみ”って、、、もしかして！」



ヒロシ：「？」




サトシ：「ヒカリ！何か分かったのか！？」




ヒカリ：「あたしたち、いつもタダ飯だから
食料が底をつきそうなんだわ！！」



サトシ：「え？スーパーなのにか？」



ヒカリ：「あっ、、、えへっ！（照）」




ヒロシ：「はははっ、、、。
とにかく、準備して各自向かおうよ」




サトシ：「そうだな！」




サトシ達は準備をし、それぞれの
任務に就いた。