ヘタリア学園
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第五千八百八十話 戦闘国家
第五千八百八十話 戦闘国家
スパルタについてです、トルコは日本をかつてスパルタがあったその場所に案内したうえでお話するのでした。
「有名だねい」
「はい、国民皆兵でしたね」
「市民はな」
「兵士を徹底的に鍛えていた」
「そうさ、だから強かったんだよ」
その強さはギリシア一とさえ言われていました。
「兵士一人一人も軍勢全体でも鍛えていてな」
「無敵とさえ言われていましたね」
「そうさ、だからペルシャに負けたのもな」
このことについてもだったのです。
「衝撃だったんだよ」
「あまりも強く不敗と思われていたので」
「やっぱり戦争は数だねい」
ここで何処かの兄弟の三男さんみたいなことを言うトルコでした。
「数で攻めると多少以上のことはどうにかなるからな」
「そのことはその通りですね」
「ああ、じゃあここはギリシアだが回ってくかい」
相変わらず仲の悪いトルコとギリシアです、ですがトルコは今はそのことを無視して日本を案内していくのでした。
第五千八百八十話 完
2016・10・6
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