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ヘタリア学園

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第五千八百六十四話  メソポタミア

第五千八百六十四話  メソポタミア
 ペルシャは大帝国でしたがその中心は何といってもチグリス=ユーフラテス川流域でした。四大文明の一つが生まれ存在していた場所です。
 この場所についてです、トルコは日本に言いました。
「日本なら知ってると思うが聞くぜ」
「はい、今のイラクさんの場所ですね」
「ここはかつて俺の身体だったんだぜ」
「そうでしたね」
 トルコはこの辺りも領土にしていたのです。
「戦って勝っていって」
「そして手に入れていたんだぜ」
「欧州にアジアにアフリカにとですね」
「思いきり身体を大きくしてたな」
 黒海沿岸にエジプト、そしてカルタゴまで勢力圏に収めていました。
「あの時の俺は」
「それ故にこの地域のこともですね」
「詳しいぜ、まあ俺に聞きな」 
 にやりと笑って言うトルコでした。
「日本なら何でも教えさせてもらうぜ」
「宜しくお願いします」
 かくしてメソポタミアのことを学ぶ日本でした、トルコにこの地域がどういった場所なのかを教えてもらって。


第五千八百六十四話   完


                             2016・9・28 
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