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ヘタリア学園

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第五千八百五十七話  海を挟んでお隣同士でも

第五千八百五十七話  海を挟んでお隣同士でも
 ロシアとカナダは北極海を挟んでお隣同士です、この北極海は北氷洋とも呼ばれている七大洋の一つでもあります。
「七大海将軍で言うとクラーケンのアイザックだね」
「日本の漫画は知ってるんだね」
「うん、けれど君誰だったかな」
 ロシアはカナダに素朴な表情で尋ねます。
「最近国際会議で結構見るけれど」
「カナダだよ、お隣同士じゃない」
 その北極海で、です。
「それで何で知らないの?」
「あれっ、君カナダっていうんだ」
 心の奥底から知らないことがよくわかる返事でした。
「ええと、欧州の国かな」
「アメリカの北の国だけれど」
「そういえばあそこに広い国があったね」
「それが僕なんだけれど」
「じゃあ北太平洋と西大西洋に接しているからシーホースのバイアンとシードラゴンのカノンになるね」
「だから何で聖闘士星矢は知ってて僕は知らないの?」
「聖闘士星矢は名作だよ」 
 だからロシアも知っているというのです、カナダのことは知らなくても。


第五千八百五十七話   完


                          2016・9・25
 
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