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ヘタリア学園

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第五千八百十四話  犠牲者多過ぎ

第五千八百十四話  犠牲者多過ぎ
 フランスは野獣がジェヴォダンで暴れ回っていた時実際に現場まで行って仰天してばかりでした。
「またやられたのか!」
「はい、またです!」
「また犠牲者が出ました!」
 報告をする軍人さん達も真っ青なお顔です。
「それも子供が」
「残酷なものです」
「またか、しかしな」 
 ここでフランスは思うのでした。
「皆狼って言ってるな」
「はい、野獣は」
「その様に」
「何かおかしくないか?」
 こんなことを言うのでした。
「妙にな」
「おかしいといいますと」
「一体」
「狼って実は人を殆ど襲わないしな」
 このことがまず疑問点でした。
 そして野獣に対する疑問点はまだありました、どうもこの野獣にはおかしな部分があまりにも多かったのです、狼にしては。


第五千八百十四話   完


                         2016・9・2 
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