ヘタリア学園
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第五千八百十一話 セルビアへ
第五千八百十一話 セルビアへ
オーストリアさんは上司の人の命令で軍人さん達と一緒にセルビアに派遣されることになりました、ですが。
ウィーンから赴く途中でこう呟きました。
「今もです」
「とてもですね」
「信じられませんね」
「はい」
こう言うのでした、軍人さん達にも。
「まさか吸血鬼が」
「はい、しかしです」
「犠牲者も出ています」
「それも何人もです」
「ですから陛下も放置出来ずにです」
「我々が派遣されることになりました」
「そうですね、ですが吸血鬼が実在するか」
このことはというのです。
「とても信じられません」
「それは私達もですが」
「どうにも」
軍人さん達もこの気持ちは同じでした。
まさかと誰もが思っています、そのうえでセルビアに向かうのでした。
第五千八百十一話 完
2016・9・1
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