ドラゴンクエストⅤ 砂時計の僕
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3話 ルドマンさん
前書き
題名が思いつきません
ルドマンさんの娘可愛すぎて兄さんが発情しちゃったんだぜヒャッハー!!
とかつける勇気がありません。
先日海に行って参りました。
船長室の思い木のドアを開ける。
中には人のよさそうなふくよかな白い髭のおじさんが座っている横に、助手っぽいおじさんが座っていた。
船長は白い髭のひとかな?お金持ちっぽいし。
だらだら入口で考え事をしているとなんと、船長自ら僕に話しかけてきた。
船長「どうした坊や、こっちにこないのかい?」
それはつまりこっちこいという暗示だろう。
怒ったときのお父さんがよく兄さんに使うアレだからなんとなく察する。
リュカ「失礼します」
船長「小さいのにしっかりしていていいこだね、ささ、座っていいんだよ」
促されるまま手前の椅子に座った。
船長の隣のおじさんがにこにこしながら見てくる。
まあ僕子供だし、大人の人って大抵は子供好きだからなぁ。
船長「この船はルドマンさんという人のものでね、普段はあまり貸さないが今回は特別だよ」
唐突ですねオイ
船長「坊やのお父さんには昔よく世話になったものだよ。坊や、お父さんのいうことをよく聞いて立派な人になるんだよ。」
そういうと船長はこっちにきなさいと手招きをした。
言われるがまま近づくと頭をガシガシ撫でられた。
まってそんなに撫でないで、ターバンがずれる。
リュカ「僕、いつか船長さんの言うとおり、りっぱな人になりますね、その時にまたあいましょうね!」
精一杯の笑顔で答え返すと、船長は満足げだった。
奥の部屋は風呂場のようだった。気になって覗くと、完全に僕を待って驚かせる準備をしてるいかついおじさんが見えた。知ってるとはいえ、あんな怖い人に驚かせられたらさすがに心臓に悪い。
だから申し訳ないけど見て見ぬふりをしてここを去ろう…
方向転換をして船長室を後にした
…………
そういや兄さんはどうしたかなーとおもいつつ最後に一番豪華そうな部屋に足を進めた。
番人さん曰くルドマンさんのお部屋らしい。
やばそうだ。
ドアを開けると一変して上品な花の香りがした。
奥に進むとテーブルがあり、そこににいさんがいた。
リュゼ「お、リュカ。」
お皿に丁寧に盛り付けてあったブドウをつまみ、呑気に食べていた。
…呆れる
リュカ「…兄さんそれルドマンさんのごはんじゃない?いいの?」
恐る恐る聞く。
リュゼ「んー」
兄さんはブドウを頬張りながら僕の腕を引き、二階へと連れて行った。
どうやら二階は寝室のようだ。
僕なんか泊まったことのないような豪華な絨毯にベッドが置かれていた。
そしてドレッサーの横のドアを開けると、バルコニーになっていて海が見渡せた。最も僕は、背伸びしないと真下までがみえないけど。
いい眺めだ。
でも下を見ると、落ちたらすごいことになりそうだという不安がよぎって身震いした。
こんなこと考えるのはやめよう…
リュゼ「ペッ」
ふいに、隣で兄さんがブドウの皮を吐き出した。
皮は海までまっすぐ落ちていった。
わぁお下品ですこと。
兄さんは「証拠隠滅」とか言ってどや顔して見せたけど僕は空を眺めていた。
すると唐突に威勢のいい掛け声が聞こえてきた。どうやら目的地についたようだ。
リュゼ「おっ、やっと美女来る?」
そういえば船はゴツイおじさんばっかりだったな。
夢もかけらもないなと、僕も少し思った。
僕は兄さんに手を引かれるままルドマンさんの部屋を後にした。
途中、船長にお父さんを呼んできなさいと言われたので兄さんが駆け足で僕たちの部屋に戻っていった。
それにしても、船員さんたちは威勢よく綱を引っ張り大変そうだ。
さっきの風呂場の人も悲しそうな顔で仕事している。
……ゴメンナサイ
戻ってきた兄さんは「覚えているか~リュカ、俺たちのおうちはすぐそこだぜ~二年ぶりだな」
と懐かしそうに語った。
4さいのときかぁ…あんまり記憶にないなぁ…
パパス「リュカ、リュゼそろそろ行くか?」
後ろからお父さんが声をかけてきた。
そのお父さんの後ろに、恰幅のいいいかにも金持ちそうなおじさんと黒髪、青髪の強気そうな少女と可憐で控えめそうな少女が見えた。
リュゼ「お父さん、あの人は?」
裾を引っ張って尋ねる
パパス「おや…船長、あの方はどちら様ですかな?」
船長「お、おお!ルドマン様。お待たせいたしました!」
おお、噂の…
リュゼ「わお、噂のルドマンさんか」
兄さんは小さく口笛を鳴らす。
すると強気そうな少女がルドマンさんたちを押しのけ勢いよく甲板にのぼってきた。
黒髪「おじさん、ジャマよ!」
そういってお父さんを押しのけると奥のルドマンさんの部屋へ駆け込んでいった。
リュゼ「…随分強気だなぁ」
たまんないねとか言って腕を組む。
一体どこからどこまでが兄さんのストライクゾーンなのか。
ルドマン「いやいや、娘が失礼しました旅のお方。」
ルドマンさんは軽くお辞儀して申し訳なさそうにそういった。
そこからルドマンさんは船長と話始めた。どうやら旅の帰りらしい。
ルドマン「そうそう、娘を紹介しよう。といっても一人は奥に行ってしまったが。」
そういうと横に退いた。
ルドマン「フローラや、こっちへ上がっておいで。」
フローラと言われた青髪の少女は船に上がろうと足を上げた。
…が、どうやらこの船は少女には高すぎたみたいだった。
パパス「どれ私が(リュゼ「どうぞ、手を取ってください」
お父さんを押しのけ紳士(っぽく)手を差し出す
お父さんは唖然としている。
フローラ「あっ、ありがとう…」
フラーラは大体僕と同じ年齢に見えた。
リュゼ「いえいえ、気を付けて」
フローラは少し照れて赤くなっていた。
ルドマン「こ…これは旅のお方ありがとうございました…」
ルドマンさんも微妙な顔だ…
リュゼ「いえいえ、お礼など」
胸に手を当てギザったらしくいう。
ルドマン「さあ、フローラは奥の部屋で休むといいぞ。君、フローラを部屋に連れてってくれ。」
船員「はっ、はい」
船員に連れられてフローラは奥の部屋にはいっていった。
まだ少し顔が赤かった。
リュゼ「俺ってば罪な男だな…」
自覚しているなら改善しようね。
ルドマン「おっほん、お騒がせいたしました、さ、港へどうぞ」
大きく咳ばらいをするといい笑顔で港の方に促した。
パパス「二人とも、忘れ物はないかもう一度確認してきなさい」
リュカ「僕はn(リュゼ「いっけなーい!忘れ物しちゃった!」
僕の声を遮り大声でそういうと一目散に僕の手を引き奥の部屋へ駈け込んでいった。
………
部屋に行くと兄さんは「最後の別れに来たよ…」なんてふざけたことを言い出した。
フローラは驚いてとっさに黒髪の子の後ろに隠れた。
こうしてみるとフローラは妹なんだなっていうのがよくわかる。
黒髪「あっ、あんた!フローラに何したのよ!」
黒髪の子が突っかかった来た。
リュゼ「いえ、エスコートしただけだよ」
と、イケメンスマイルで言った。
黒髪「はぁ?」
気のせいだといいけど黒髪の子も顔が赤くなってきた気がしなくもない。
リュゼ「失礼だけど君の名前は?」
うっわさりげないキモイ
デボラ「…デボラだけど」
リュゼ「そう、デボラ。素敵な名前だ、デボラ、フローラ、今日の記念にこれをあげるよ。また会おう」
そういうとバラを取り出し二人に渡した。
僕はもう恥ずかしくなってきたので兄さんをひきずり退散する。
てかどっからバラ持ってきた。
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