| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
  MirrorXVI:赤銀の覇/翼の想い

俺――――兵藤一誠は今翼と金色の鎖で拘束されている翔一の目の前にいる

『イッセー今がチャンスだ、奴が弱っているうちに発動したほうがいい!』

『ああ、わかってる!』

俺と翼は頭に浮かんでくる呪文をたな得ようとするが、ドライグが話しかける

『相棒…本来なら俺はお前が覇龍を使うのを止めたい…歴代所有者は
皆こいつで、滅びの日をたどってしまったからな…』

ドライグが心配している…心配してくれてうれしいが、俺はやるぜ!

『お前がそう望むのであれば俺は止めない…だから無茶はするな』

『わかってる!だからソッコーであいつを助けてやる!』

そして俺は呪文を唱え始めた






私―――天鳳翼はイッセーに指示した後、脳内に浮かんでくる呪文を口に出す
しかし、突然アイビスが話しかける

『翼…わたくしは本来ならあなたがこの力を使うのは止めるべきなんです
歴代所有者はみんなこの力に飲まれ…死んでいきましたわ』

『今更新お会いなど無用だ、今の私は強い負の感情などない
それに翔一が託したこの指輪があるからな』

そういって鎧の腕を解除して薬指にはめた銀色に輝く指輪を見る

『ならいいですわ、貴方のやりたいようにしてください…
ですが翼…翔一さんにプロポーズされてもいないのにもらった指輪を
薬指につけるのとは…貴方は本当にあのお方が好きなのですね♪』

『なっ!……なんで知っているんだ!わ、私が翔一が好きなことを…///』

『あら…知られていないと思いまして?恐らく翔一さん以外の全員が
知っていますわよ?実際翔一さんに対する反応でバレバレですわ』

むっ…まさか他のみんなにも知られているとは…だが今はそれを追求しても
仕方ないな…

『今度は私が救う番だ!翔一!』

するとイッセーが私と同時に呪文を唱え始める






『我、目覚めるは――――』

〈始まったよ〉 〈始まってしまうね〉

『覇の理を神より奪いし四天龍なり―――』

〈何時だってそうでした〉〈何時だってそうだった〉

『無限を嗤い、夢幻を憂う―――』

〈世界が求めるのは〉〈世界が否定するのは〉

『我、赤き龍の覇王と成りて―――』

〈何時だって力でした〉〈何時だって愛だった〉

『『『『汝を紅蓮の煉獄に沈めよう――』』』』





『我、目覚めるは――――』

〈奏でるよ〉 〈謡いだすよ〉

『覇の理を奏でし四天龍なり―――』

〈絶望の音を〉〈悲しみの歌が〉

『無限を奏で、夢幻を詠う―――』

〈さあ、始めよう〉〈始まってしまう〉

『我、銀の龍の覇を奏で―――』

〈破壊の演奏を〉〈終焉の詠唱が〉

『『『『汝を耀銀の絶唱で惑わそう――』』』』




『『Juggernaut Drive!!!!!!!!!!!』』




クッ!!!何て力だよ!!まるで怨念その物じゃねえか!
だが不思議と飲み込まれず自分の意思を制御で来ている!

『相棒、今は奴が作った指輪で覇龍の影響を抑えている。だがあまり時間がない
早めにカタをつけるぞ!!』

《『ああ!わかってる!!』》

すると隣で銀色の俺と似たようなフォルムの小型のドラゴンがいた

きっと翼も発動したのだろう…あいつ翔一のことが好きだからな…

俺は同じ覇龍化した翼と拘束された翔一のもとに行く!


《『SHOOT VENT』》


すると翔一は拘束されていない頭部から無数の弾丸のようなブレスを放ってくる

《『くっ!?拘束されても攻撃はできるのか!?気を付けろイッセー』》

《『わかってる!クッ!!!』》

俺はそのまま翔一の放ったブレスを回避または、腕をクロスして受け止める

クッ!一つ一つの一撃がなんて威力だ!!ヴァ―リたちが弱らせてくれたが
いまだにこんな力残しているのかよ!!

だが俺はそのまま翔一のほうに突っ込み、翔一を押し倒し馬乗りで
殴ってそのまま、殴り続ける

《『翔一!!お前は俺の親友手言っただろう!!ならそんな感情に飲まれているんじゃねえよ!!』》

『ヴォァァァァァァ!!』

翔一が俺に抵抗して噛みついてきた…痛てぇが
俺は説得を交えて殴り続けた…俺はこいつの親友なんだ!だから俺はこいつを止める!

『相棒、奴を殴っても徐々に再生している!このままでは埒が明かない!
いったん奴から離れるんだ』

《『わかった!』》

俺はそのまま翔一から離れ、距離をとる

『ヴォァッ!!ヴォァァァァァ!!』

俺が殴りつつげていたせいか、翔一をおおているドラゴンの鎧の部分は処どころ破損していて
亀裂も大量に入っていた、だが亀裂や破損した部分が徐々にに再生していた

クッ!どうすればいいんだ!?

すると同じく覇龍化した翼が話しかけてきた

《『イッセー私が翔一を抑える!!そのうちに特大のを撃てるか?』》

特大の…そんな技あったか…

『相棒その女の指示に従え!俺がその特大の技を教える!』

あるのか!?なら翼にお願いするか!

《『ああ、なら頼むぜ!翼!』》

すると俺の胸部の鎧が展開し何かを撃ち出す発射口が出現した

『禁断の一撃。ロンギヌス・スマッシャー。だ本来なら
撃つことも発動することも許されてはいけない忌々しき技だ』

だがこれで翔一の救えるなら俺は使うぜ!

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost―――』

俺はその発射口に力をため始めた







私はイッセーに指示を出した後イッセーのチャージが終わるまで

翔一を抑えるため、翔一を救うため攻撃する

『SoundSoundSoundSoundSoundSoundSoundSoundSoundSound!!Sonic Blast!!』

私は音を性質変化させ音響の弾丸を連射する

『ヴォァッ!!ヴォァァァァァ!!』

翔一はそのまま防御できず私の放った音響の弾丸をくらう

《『なぜだ!翔一私たちはお前など否定しなかっただろう!だから戻ってくれ翔一!

すると翔一に変化が起きた

『ヴォ…アァ…・…サ…ビ……シイ……ミン…ナ……イカナイ…デ……』

翔一が禍々しく光る赤い目から涙を流しながら…しゃべった
そして放った言葉…寂しい・みんな行かないで…

私はこれを聞いていて鎧の中から涙を流していた

翔一はずっと寂しかったのか…ずっと恐れていたのか私たちは
親しくなった者たちから拒絶されるのを…

《『だが!翔一私たちはお前など否定しない!!恐れない
だから戻って、また一緒に過ごそう!!楽しい生活に!!
そして私はお前のことが好きなんだ!!一人の女としてだから……ッ!!』》

そして奇跡が起きたのか・・私が幻聴を聞いたのかわからないが、

『アリ…ガト…ウ……ミンナ』

そうしゃべっているように聞こえた

《『翼ァ!もうすぐたまるからそこどいてくれ!!!』》

そして私はイッセーの合図を聞き翔一から離れる

『――BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!!!!!!!!』

『Longinus Smasher!!!!!!』

するとイッセーから凄まじい程の赤いオーラが照射されていく
そして龍となっていた翔一が赤いオーラに飲み込まれていく

そしてオーラがやむと同時に、私とイッセーの覇龍化が強制解除され
元に戻る、そして暴走していた翔一がいたところには、元に戻った翔一が倒れていた

そして私たちの覇龍化を支えていた指輪はまるで役目を終えたように粒子となって消えた…






 
 

 
後書き
どうも天の道です

さて今回の話はいかがだったでしょうか?
翼の覇龍化の呪文考えるのは簡単でしたかところどころ入れるセリフで
少々時間がかかってしまいました…すみません!

さて暴走が止まった翔一は目覚めて何を思うのか!?


それでは次回の後書きで!? 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧