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ヘタリア学園

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第五千七百十話  凄い大きさだった

第五千七百十話  凄い大きさだった
 ヘミングウェイさんのお顔はよく知られています、お髭を生やしたちょっと作家さんには見えない外見です。
「身長は二メートルあったぞ」
「大柄だったのですね」
「そうだったんだ」
 アメリカは日本にこのこともお話しました。
「そして体重は百キロあったんだ」
「大男ですね」
「けれど幼い頃は女の子として育てられていたんだ」
 成長してそうした人になったのですが。
「ご両親は女の子が欲しかったんだ」
「それで、ですね」
「女装をさせていたんだ」
「その頃のお写真も残っていますね」
「そうだぞ、まさかだな」
 その幼い男の娘がです。
「逞しい大男になるなんてな」
「想像も出来ないことですね」
「全くだな」
 そのお写真を見ると想像も出来ないことです、お髭をたくわえた冒険家の様な外見からはそれこそ全くです。


第五千七百十話   完


                          2016・7・11 
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