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異能力『ホーンテッド・キャンパス』

作者:中原中也
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新人とイケメンと唐変木と。

 私、櫛木理宇と言います。

何故か今ポートマフィアの芥川という男に追われてます…助けてぇ!

まぁ目当ては私の異能力でしょう…

私の異能力は「ホーンテッド・キャンパス」
幻覚を魅せて一時的に戦闘不能にさせます。

しかし相手の目を見ないとダメなので、
芥川相手では少しキツイのです。

逃げ始めて一時間、さすがに芥川も疲れたでしょう…

『異能力!羅生門!!』

うわっ足がッ

『異能力!汚れつちまつた悲しみに!』

?「お嬢さん大丈夫かい?」

とかっこいいお兄さんが…

理宇「は、はい大丈夫です!」

?「よし、じゃあとりあえず逃げようか!」

理宇「なら私が異能力を使うのでそれまで時 間を稼いで下さい!」

?「あいつ相手だからあんま保たないぞ⁉」

理宇「大丈夫です!」

?「よし、始めるぞ!」

芥川「また邪魔するのか裏切り者!」

裏切り者?このお兄さんが?

?「ヘッそんなの関係無いね!今は探偵社の一員だからな!」

『異能力!ホーンテッド・キャンパス!』

芥川の身体が崩れ落ちていく

理宇「今です!逃げましょう!」

?「おう!こっちだ!」


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?「はぁ、ここまで来れば大丈夫だろ…」

と、お兄さんが

理宇「ところで、お兄さんの名前はなんですか?」
?
「あぁごめん中原中也ってんだ!
よろしく理宇。」

理宇「…なんで私の名前を?」

中也「ん?今回の保護対象だからだ。
本当はもう一人いるんだが…」

?「呼んだかい中也?」

中也「いたぁ!何処に居やがったんだ唐変木⁉」

唐変木って…

?「やだなぁずっと見てたよ~
あ、僕の名前は太宰治。僕と一緒に心中しませんか?」

は?何この人?え、心中??ちょっとだけ残念だなぁ…

中也「おい太宰、困ってんだろその辺にしとけ。」

太宰「ハァーイ!じゃ行こうか!」

理宇「え?何処に行くんですか?」

中也「探偵社だ。」

やっぱりこうなるんだぁ…

太宰「レッツゴー探偵社!」

怖いなぁ…あ、中也さんが居るからいっかぁ
 
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