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ヘタリア学園

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第五千六百四十三話  映画にもなっていて

第五千六百四十三話  映画にもなっていて
 トルストイさんの代表作というと色々言われていますが戦争と平和はそのうちの一つに間違いなく入るでしょう。
 その戦争と平和についてです、ロシアは日本にお話しました。
「ナポレオンさんが阪神タイガースみたいに負けた戰爭だよ」
「二〇〇五年のシリーズの様にですか」
「そう、第一戦がはじまる前から第四戦が終わった時みたいなね」
「凄まじい変遷でしたね、確かに」
「ナポレオンさんの大軍が消滅したんだ」
 軍の損害規模で言うとそれに相当します。
「その戦争を舞台としたお話だよ」
「それが戦争と平和ですね」
「国民の皆は大祖国戦争と読んでるよ」
「ロシアさんにとって運命の戦いの一つですね」
「そうだったんだ、それだけにね」
 本当にというのです。
「あの人が書いてくれたから嬉しいよ」
「ロシアさんの運命の戦いを第一の文豪が書いてくれた」
「凄い作品だよ」
 ロシアにとってです、もっともフランスにとっては何でや阪神関係ないやろがといった気持ちになる作品かも知れませんが。


第五千六百四十三話   完


                       2016・6・6
 
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