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アンジュリーゼ物語

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第5話 皇国に舞い戻りし天使

 
前書き
ノーマであることが発覚し、軍事施設アルゼナルに送られた皇女・アンジュリーゼ。
神の兵器・ヴィルキスを覚醒させ、更にはジュリオ艦隊によるアルゼナル襲撃を止めてきた。
そしてヴィルキスに乗って、ミスルギ皇国に戻っていく。 

 
アンジュリーゼは、ヴィルキスに乗ってミスルギ皇国に戻って来た。
"Come back, Angelise!"と書かれたホログラム映像が首都の至る所で見られる。
アンジュリーゼは、ノーマとして生まれながらも、ヴィルキスに乗って戦う皇女として名を馳せるようになっていたのだ。

ヴィルキスに乗ってミスルギ宮に戻るアンジュリーゼを見た人々は、「おかえり、アンジュリーゼ様!」と歓声を上げる。

そしてミスルギ宮に戻って来たアンジュリーゼ。
出入り口には、筆頭子女のモモカ、第二皇女のシルヴィアが待っていた。
モモカ「おかえりなさいませ、アンジュリーゼ様!」
シルヴィア「素敵です!アンジュリーゼお姉さま!」

アンジュリーゼはミスルギ宮の自分の部屋に戻って、ベッドでくつろいだ。
そしてテレビを見て、こんなニュースを見た。
ニュースのアナウンサー「我が国の第一皇女アンジュリーゼの乗る伝説の機体・ヴィルキスのミニチュアが、本日発売されました。ご覧ください、玩具屋には長蛇の列が出来ております!」
アンジュリーゼ「私のヴィルキス、そんなに人気があるんだ。」

そして夜になり、アンジュリーゼの帰省を祝う盛大なパーティーが行われた。

翌日、アンジュリーゼに、「アンジュリーゼ帰省記念・エアリア大会」のお知らせが掲載された手紙が届いた。
モモカはアンジュリーゼに紅茶を差し出した後、こう言った。
モモカ「またエアリアに出場するんですね!洗礼の儀の前日みたいに負けないよう、私がしっかりご奉仕してあげます!マナの力で。」

そして昼になり、アンジュリーゼ達はエアリアのスタジアムに行き、エアリア大会に出場した。
点数のデッドヒートが続く中、アンジュリーゼのチームが勝った。
モモカが、以前よりもうまくアンジュリーゼをサポートしていたからだ。
ミスティ「生まれ変わったのですね、アンジュリーゼ様。」
アキホ「さすがです、ノーマであってもアンジュリーゼはアンジュリーゼです!」

ミスルギ宮に戻るアンジュリーゼ達。
そこには、エンブリヲと、元アルゼナル隊員であるエルシャ、同じくクリス、同じくサリアが来ていた。
アンジュリーゼ「エンブリヲさま、彼女をどうしたのですか?」
エンブリヲ「この娘達は、私が提案して連れて来た。」
サリア「アンジュ、皇女だからと言って調子に乗らないでね。」
エルシャ「子供たちが安心して暮らせる場所があるということで、エンブリヲさんがここに導いてくれたの。」
エルシャは、アルゼナルの女児達と共にエンブリヲに連れて来られたという。
クリス「マナの世界はとてもいい場所だね。」
エルシャ、クリス、サリアは、エンブリヲに皇族の1人にしてもらったという。
それにより、アンジュリーゼのように優雅な生活を送っていくことになったのだ。

そして夜になり、皇帝ジュリオの国葬が行われた。
彼との別れを惜しむミスルギ皇国民たち。
また、前の皇帝でありアンジュリーゼの父親であるジュライは、処刑されたという。

ミスルギ宮にて、エンブリヲは、アンジュリーゼ、シルヴィア、サリア、エルシャ、クリスにこう言う。
エンブリヲ「ジュリオ君がいないのでこの国を統治する人がいないのだ。そこで、ミスルギ皇国の元首を決めるべく選挙を行うことにする。君たちはその立候補者だ。」
4人「イエス・マスター。」 
 

 
後書き
・次回予告
ミスルギ皇国の女帝を決めるべく、選挙が行われる。
ミスルギ皇国の女帝になるのは一体誰だ!?
そして、マナの世界の秘密に迫るアンジュリーゼ。 
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