サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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居間にて
サトシ:「ヒカリ、、、
さっきは心配かけてごめんっ。
俺、ポケモンを持っていたシンジを見て、
ちょっと自信を無くしてたんだっ。
でも、もう大丈夫だから!」
ヒカリ:「、、、そっかっ♪(笑顔)
なら良かった!」
カツラ:「ふんふんふーん♪」
カタカタカタッ(パソコン)
ヒロシ:「全く、、。あ、もう8時かっ。」
ヒカリ:「あたし、そろそろ帰らないとっ」
カタカタカタ
クルッ(椅子)
カツラ:「おっ、もう帰るのかの?」
ヒカリ:「はいっ、、明日仕事ですからっ!」
サトシ:「そっか、、、じゃあ、
また何かあったら集まろう!」
ヒカリ:「そうねっ、、」
ヒカリはどこか浮かない顔をしていた。
カツラ:「ふむ。、、あ、ヒロシ君っ」
ヒロシ:「ん?、、何ですか?」
カツラ:「車、貸してあげるよっ」
ヒロシ:「あ、でも俺、バイクできたんで、、」
カツラ:「ウォッホン!」チラッ
ヒロシ:「?」チラッ
ヒカリ:「、、、」
ヒロシ(なるほどっ)
ヒロシ:「そうですねっ。ちょっと
車借りていきますっ」
サトシ:「ん?、、どうかしたのか?」
ヒロシ:「いや、何でもないよっ。
あ、ヒカリちゃんっ、ついでに送って行くよ。」
ヒカリ:「、、え?、、あっ、ありがとうっ!」
サトシ:「2人とも、外暗いから気をつけろよ?」
ヒロシ:「あぁ!」
カツラ:「達者でなっ、、」
ヒロシ:「そんな一生の別れみたいに
言わないで下さいよ笑」
ヒカリ:「それじゃあ、またねっ」
ヒロシ:「それじゃあ!」
サトシ:「おぅ!」
こうして、ヒロシとヒカリは
借用車で帰宅した。
カツラ:「ふぅっ」
サトシ:「どうかしましたか?カツラさんっ」
カツラ:「、、お主ら(サトシ・ヒカリ)
似ておるなっ」
サトシ:「え?、、、ああっ、
ヒロシと俺は何故か、ゲットするポケモンが
だいたい同じだったんですよねっ。
別々で旅をしていたのに、なんでかなー。」
カツラ:「もういいわいっ。」
クルッ
カタカタカタ
サトシ:「?」
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