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ヘタリア学園

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第五千六百二十二話  キューバが言うには

第五千六百二十二話  キューバが言うには
 キューバは親分にさらに言います。
「親分には悪いがや」
「合う料理とそうやない料理があるんやな」
「そや、それでや」
「御前んとこもかいな」
「そこは悪いけどな」
 それでもというのです。
「俺も受けられへんこともあるわ」
「残念やな」
「何でも使うのは無理や、使えたら使うで」
「何でも使えるやん、オリーブオイル」
「そやからそれは親分の料理や」
 こちらのお話というのです。
「ほな荒木飛呂彦さんに恋愛もの描いてもらうか?」
「その例えめっちゃきつないか?」
「ここまでいかへんまでも合わへんものは合わへんで」
 キューバのお料理では何でもオリーブとはいかないというのです。
「というか親分オリーブオイル一つの料理にも使い過ぎや」
「使えば使う程ええんやけどな」
 何かキューバも乗り気ではありません、スペインのオリーブへの栄光はどうも彼にとってよくない方向にいっています。


第五千六百二十二話   完


                         2016・5・26 
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