忌み子と呼ばれる転生者
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心配と焦り
作業台替わりに置いてある古びた木箱と、ヒビの入ったツボ。
それと、寝るときに敷く藁の敷物以外には何も置いていないこの小屋。
何時もなら、私が食料を採りにいっている間に母が水を汲んでいて私が帰る頃には先に母がこの小屋に居て、『おかえりなさい』って、言ってくれたのに。
今日はそれが無い。
「……っ!まさか!?」
自分の早とちりであって欲しいと思いながらも、私は持っていた籠と、頭に角が生えているウサギを入り口に投げ出して走りだした。
後書き
基本的にこの小説にはモンスターの名前や都市や町、村の名称は偶に出しますが、殆どドラゴンクエストの要素は余りありません。オリ︰ドラクエ=7︰3 位です。
なので、ドラゴンクエストに出ない名称も沢山出します。
ご了承下さい。
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