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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第六十九話 水着選びその九

「動く時に邪魔だし」
「それでか」
「このままでいいと思ってるの」
 これ以上の大きさは不要というのだ。
「別にね」
「最近日本の女の子も」
 またイタワッチさんが言って来た。
「胸大きい娘増えたね」
「そうだろうか」
「グラビアとか観てると」
「グラビアアイドルの人達か」
「凄いスタイルの人多くない?」
「あれはそうした仕事だからだ」
 留美さんはイタワッチさんにこう答えた。
「だからだ」
「そうした娘ばかり集まるの」
「スカウトされてな」
「じゃああの人達は」
「また特別だ」
 日本人の中でもというのだ。
「そうした人達なのだ」
「そうなのね」
「そうした人達だからだ」
 それでともだ、留美さんはイタワッチさんに話した。
「あまり参考にはならない」
「日本の女の子について」
「昔もそうした人がいた」
「胸の大きな人が」
「河合奈保子さんや榊原郁恵さんがな」
 僕は話を聞いてそういえばこの人達も昔は水着のお仕事をしていたなと思った。お二人共そこからさらに人気が出たとも。
「そうだ」
「ええと、その人達が」
「知らなかったか、すまん」
「うん、今の娘達はわかってきたけれど」
 それでもとだ、イタワッチさんは留美さんに答えた。
「昔の人達はね」
「まだか」
「大体どれ位前の人達?」
「三十年位前か、そうしたお仕事をしていたのは」
 榊原郁恵さんはテレビに出ているし河合奈保子さんは一線を退いてまだかなり有名な人にしてもである。
「それ位前か」
「三十年ね」
「私達が生まれる前だ」
「その頃のお仕事なのね」
「そうだ、しかしだ」
「昔でもなのね」
「日本には胸の大きな人がいてだ」
 そしてそうした人達がというのだ。
「グラビアの仕事をしていた」
「急に大きくなったんじゃないのね」
「そうなのだ」
「成程ね。わかったわ」
「最近またそうしたお仕事をされたが」
 留美さんは何か乗ってきたみたいだった、イタワッチさんにさらに話した。
「優香さんもだ」
「私もその人なら知ってるよ」
「ドラマにもよく出て来るな」
「あの人もなのね」
「そうだ、グラビアのお仕事をされていてだ」
 そしてというのだ。
「胸が大きなことで有名だ」
「そうなのね」
「そうした人がそうしたお仕事をするからだ」
「参考にはならないのね」
「日本人の胸が大きいかとなると」
「一概には言えない?」
「そうなるのではないのか」
 こうイタワッチさんに結論付けて述べた。
「やはりな」
「そうなの」
「けれどね」 
 テレサさんが言うには。 
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