| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千五百十四話  流石にそれはしない

第五千五百十四話  流石にそれはしない
「それほんまかいな!?」
「はい」
 日本は深刻そのもののお顔でスペインにお話します。
「最近ソメイヨシノの起源が」
「ドン=キホーテかいな!」
「ドン=キホーテさんは起源の主張を言われてないですが」
「それはそやけどな」
「壮大なレベルの空想の中に生きておられましたが」
 これがまた非常に悲しいのです。
「しかし起源の主張という壮大過ぎる夢は追っていませんでしたね」
「騎士であろうと思ってただけや」
 ドン=キホーテさんはです。
「結局夢破れてやったな」
「ですが最近は沢庵まで」
「・・・・・・何でもありやな」
 スペインにとっても衝撃です。
「風車ちゅうかお城をドラゴンと見て突撃する感じかいな」
「あとこれをアメリカさんや中国さんにも言ってます」
「ロシアとかインドとかアラブに言うたら終わりやな」
 その時はというのです、流石にムハンマドは自分のところの人間であるとは言っていないみたいでありますが。


第五千五百十四話   完


                         2016・3・31
  
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧