ヘタリア学園
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第五千四百八十三話 詩人も多い
第五千四百八十三話 詩人も多い
日本はギュンター=グラスの詩集を読みました、その詩集を読んでからドイツに対してこうしたことを言いました。
「ミンネジンガー、マイスタージンガーからですね」
「俺のところでは詩集が多い」
「詩人の方がそれだけ多いということですね」
「そうなのだ」
「ゲーテさんも詩人でしたし」
「詩はだ」
まさにというのです。
「我が国の文学の中で比重が大きい」
「他の国に比べてもですね」
「騎士物語もある」
こちらはミンネジンガーの人が残してくれたものです。
「英雄伝説もあるがな」
「北欧の影響が強いですね」
「そうだ、ニーベルングの指環も然りだ」
あのワーグナーさんの超大作です。
「北欧神話から影響を受けているからな」
「各国から影響を受けていますね」
そのものずばりと看破します、ドイツ文学は詩の比重が多いうえにしかも周辺の諸地域からの影響も強いです、それもまた特徴なのです。
第五千四百八十三話 完
2016・3・15
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