ヘタリア学園
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第五千四百八十話 哲学は
第五千四百八十話 哲学は
ドイツ哲学を学んでいてです、日本はドイツに言いました。
「様々な哲学者がいまして」
「その数だけ哲学があるな」
「十八世紀の末から二十世紀まで」
「俺の国では哲学が盛んだった」
これは今もでしょうか。
「本当に実に多くの哲学者が出た」
「そして文学や芸術に影響を与えていますね」
「ショーペンハウアーさんはだ」
この人はといいますと。
「独自の厭世哲学だが」
「ワーグナーさんにも影響を与えていますね」
「トリスタンとイゾルデだな」
「最初は東洋の哲学から影響を受けたと聞いていますが」
「その様だ」
「そしてドイツさんのところに留学されたあの方も」
そのお医者さんです。
「作品の中で言及されていました」
「そうだったのだな」
こうした厭世哲学もあったのです、十九世紀のドイツにはそうした哲学もあり文学や芸術に影響を与えていました。
第五千四百八十話 完
2016・3・12
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