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ヘタリア学園

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第五千四百七十七話  ドイツ文学の確立

第五千四百七十七話  ドイツ文学の確立
 十九世紀になってドイツ統一が近付くにつれでした。
「ゲーテさん達の後にな」
「はい、いよいよですね」
「高名な作家の人達が出て来た」
 ドイツは日本にお話します。
「そしてドイツ文学は隆盛期に入った」
「そうなりましたね」
「俺が自分で言うのも何だがな」
 ここで照れも見せるドイツでした。
「そうなった」
「そして、でしたね」
「日本からの留学生も来たが」
「はい、その方がです」
 まさにです。
「あのお医者さんでした」
「あの人はドイツ医学会でも俊英だったが」
「細菌学にこだわり過ぎていました」
「しかし文士としては確かに見事だった」
「グリム童話にも造詣がありましたし」
 日本でグリム童話が広まったのもこの人の功績の一つです、この人にはこうした功績も確かにあるのです。


第五千四百七十七話   完


                      2016・3・11
 
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