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ヘタリア学園

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第五千四百六十九話  ベルギーに聞いても

第五千四百六十九話  ベルギーに聞いても
「フランダースの犬といっても」
「最初えっ、ってなったわ」
 ベルギーは日本に答えました。
「それ何なん?って」
「ベルギーさんのお話なのですが」
「それでもな」
 微妙なお顔で返すベルギーでした。
「うちその話知らんかったわ」
「そうでしたか」
「それで日本さんに言われてや」
 それで、というのです。
「はじめて知ったで」
「思い出したのではなく」
「そう言えばそうなるかな」 
 返事も微妙な感じのベルギーです。
「実際にや」
「そうしたお話ですね」
「有名やなかったで」
「そうでしたね」
 ベルギーではフランダースの犬は全然有名ではありません、意外とこうしたことはあったりするみたいです。


第五千四百六十九話   完


                         2016・3・7
 
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