ヘタリア学園
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第五千四百六十三話 それで何時入る
第五千四百六十三話 それで何時入る
トルコはいきなりイタリアに言いました。
「俺EUに入るぜ」
「よくそう言ってるよね、トルコ」
「ああ、決めたんだよ」
本気で言っています。
「俺も入欧だぜ」
「脱亜かな」
「というか地理的には欧州だろ」
「そうなるのかな」
「イスタンプールはそうだろ」
かつてのトルコの首都です、オスマン=トルコの時代はここに首都を置いて欧州に長い間覇を唱えていました。
「だからいいだろ」
「けれどね」
ここでこう言ったイタリアでした。
「トルコ宗教違うから」
「それが理由かよ」
「かなり重要だと思うよ」
「何だよ、俺は駄目なのかよ」
トルコはお口を尖らせてイタリアに言葉を返します、EUは今かなり大変ですがそれでも入りたい国もあるのです。
第五千四百六十三話 完
2016・3・4
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