| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千四百六十二話  脱退しないで

第五千四百六十二話  脱退しないで
 ロシアはイギリスに言いました。
「君脱退すべきじゃないよ」
「俺はそう思っていても国民が最近言うんだよ」
 イギリスも本音ではまずいと思っているみたいです。
「けれどな」
「国民の声って無視出来ないけれどね」
「伝統的に御前が一番無視してるけれどな」  
 上司の人はロシア以上にです。
「それでも国民の声はな」
「どうしてもね」
「無視出来ないからな」
「若し君が脱退したら」
 その時のことを言うロシアでした。
「僕一気にアイルランド君までお友達にしにくくなるよ」
「欧州全体を勢力圏に収める気かよ」
「駄目かな」
「どれだけ恐ろしいこと考えてるんだよ」
「だって僕も経済まずくなってきているから」
「御前の場合それ位何ともないだろ」
 そこからロシアの不死身さが発揮されるのです、ロシアの不死身さは経済崩壊位で何とかなるものではありません。


第五千四百六十二話   完


                       2016・3・3 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧